ブームはゆっくりと

K-POPといえば韓国の大衆音楽のことを指していますが、日本でも一時期は人気沸騰していた時代もありました。それも今は過去の話、けれどそうなるまでの過程には日本と韓国という国同士の問題も絡んでいる。そして音楽業界によくあるトラブル等、K-POPというジャンルがどうしてここまで堕ちてしまったのかを考察する、ここはそんなサイトです。

ブームはゆっくりと

布石となったのは

ブームとはいきなりなるものから、少しずつ下地を積んだ事によるものから、どちらかになるでしょう。PSYさんの場合は前者だが、それも世界規模での人気沸騰となっているので桁違いだ。K-POPの日本における大ヒットなるまで、実のところ非常に緩慢とした動きで知られていったのです。今回改めて調べてみたら、実はBoAさんよりも前に韓国出身のアーティストが日本でデビューし、その後のK-POPアーティストが日本で活躍するという、そんな軌跡を作り上げた存在がいた。

正直なところ完全に忘れていたため、個人的にも全くといっていいほど記憶にない。だが韓国国内では高い人気とこれから益々のヒットが期待されるとまで言われていたのが、1998年に日本デビューした『S.E.S』という女性3人組ユニットだ。彼女たちがあってこそ、後に続く日本において高い人気を博するようになった歌手たちに繋がっていくのです。

日本でデビューした中で

日本でデビューした韓国人アーティストとはいっても、人気を博したのは本当にごく一部だ。界隈では高い人気でも、全国的な知名度を得られていたかという点を踏まえると数えるほどしかいないでしょう。メディアなどで熱心に宣伝されても右から左へと情報が通りすぎてしまい、今現在までに韓国出身のアーティスト、という触れ込みで考えたところで真っ先に名前が上がるのは誰か、少し考えてみる。

  韓国デビュー年 日本デビュー年
BoA 2000年8月 2001年5月
東方神起 2004年1月 2005年4月
BIGBANG 2006年8月 2008年10月
超新星 2007年9月 2009年9月
少女時代 2007年8月 2010年9月
KARA 2007年3月 2010年8月

簡単にまとめてみたが、大体こんなところが今までの日本音楽シーンにおける有名なK-POPアーティストと言えるでしょう。この中でもBoAに関して言えば、後に続いてデビューする後輩たちに対して、岐路を作り出した大先輩ということになる。デビュー当時はさほどではなかったものの、徐々に勝ち取っていった人気によって韓国のアーティストというものを知る人が増えていったと言っていいでしょう。

S.E.Sについて

こうなると先述に紹介したS.E.Sが気になるという人もいるでしょう、彼女たちは韓国の中では上記に上げたアーティストたちの大先輩に位置する。国内でこそ大ヒットしたものの、その後日本を視野に入れて進出するも、正直なところ鳴かず飛ばずで終わってしまったとしか言いようが無いのだ。こんな言い方はあれかもしれないが、彼女たちのことを知らないと答える人がほとんどなのも事実です。K-POPと呼ばれる音楽が大ヒットするまで、あまりに長い道程を経ることになったのです。

実際、彼女たちのデビューは失敗の連続だったと所属事務所も語っていること辺りが、少しだけいたたまれない気持ちになる。一応、彼女たち3人は日本でデビューしてから、それなりに活躍していた。実際、出演した番組の中には『HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP』や『THE夜もヒッパレ』といったものに出ていたので、当時見ていた人も多かったのではないだろうか。

そんな日本でヒットできなかった彼女たちも、韓国内ではセールスでも60万枚を記録する、国内で初めて本格的なヒットした女性アイドルグループとだけあって、のちの後進にとっては伝説的な存在といえるのではないだろうか。

日本におけるヒットも

そうして築きあげられた韓国の音楽文化は段々とドラマなどの分野による人気によって押し上げられていき、そこからは韓国が国家を上げての宣伝も関係して、日本のテレビ局なども積極的な押し出しをしていったことで、多くの人が認知していきました。

ここまでのことを総括してもだ、日本ではK-POPの人気と呼ばれるものは音楽単体というよりはドラマなども含めた、総合的な人気による上げ底によって成し得た地位ではないのか、という点が少しばかり気になるところでもある。このまま人気は白熱していくのかと思われたが、全ての状況が覆される事態が2011年を境に展開されていきます。