あれだけ出ていたけど

K-POPといえば韓国の大衆音楽のことを指していますが、日本でも一時期は人気沸騰していた時代もありました。それも今は過去の話、けれどそうなるまでの過程には日本と韓国という国同士の問題も絡んでいる。そして音楽業界によくあるトラブル等、K-POPというジャンルがどうしてここまで堕ちてしまったのかを考察する、ここはそんなサイトです。

あれだけ出ていたけど

これから沢山稼ぐはずだった

日本の音楽メディアから一斉に撤退していったK-POPという存在、それでも2016年現在までなんとか頑張って活動しているグループも何組かいます。けれど昨今の売れないCD問題などが相まって、新曲のセールスそのものは死屍累々状態。他の歌手にしてもそうですが、目の当てられない現実が立ちふさがっている始末だ。けれどその一方でライブでは評価が高い、という場合もある。ここ数年はCDそのものの売上は特典商法を利用しなければ売れない世情になってきている、しかしそれが必ずしもきちんとした結果で反映されるわけではない。たた韓国人アーティストについてはライブパフォーマンスのクオリティは大変好評で、現在でもライブ会場で販売されるグッズなども合わせて上々な景気だという。凌ぎ方はいくらでもあるようだ。

けれどやはりテレビメディアの進出が無くては宣伝の仕様がありません、それはいついかなる場合においてもだ。音楽番組も全ての人が視聴するわけではありません、唯一無二の番組を除いてはだ。しかしその番組も年々、視聴率が下がってきているためかつて程の威厳までは保てていませんが、日本で活動しているアーティストたちの誰もが一度は出演を果たしたい番組といえば、『NHK紅白歌合戦』だ。

韓国人アーティストも少なからず出演していた

筆者個人も学生時代までは毎年それなりに熱心に見ていたが、今とはなってはテレビそのものから縁遠い生活をしているので、昨年2015年にしては見ることもなかった。それでも90年代から00年代半ばまで、その人気は確かだったのは間違いありません。

そんな紅白歌合戦に韓国人歌手は出演していました、中でもはっきりと記録に残っている人といえば、何を隠すまでもなくBoAその人だ。2002年に初出場し、それから4年間連続出場して歌を披露している辺り、やはりK-POPという文化の礎を築き上げた人というふうに見ていいでしょう。それだけ高い人気だったわけですから、出場も納得出来たわけだ。

彼女が出場したこと、また当時はある意味韓国ブームだったことも相まって段々と韓国人歌手が日本の年末特大歌番組に出演することも珍しい話ではなくなっていきます。そもそもNHKとしてもそれだけ話題をはらんでいる歌手の出場を考えないわけがない。その年の音楽シーンにおいて話題を博した人というのもありますが、後は広い世代にこんなアーティストが今は活躍しているんです、そんな宣伝も兼ねてのことだ。出場する歌手にしても自分たちを指示してくれるファン層以外に認識してもらえる番組への出場はまさに転機が巡ってきたといえるでしょう。

けれどいくら話題性を持っていても出場できないケースはあります。芸能人にとって宿命とも言えるものですが、スキャンダルを始めとしたダーティーなイメージがある、感じられる歌手に関しては出場依頼をさせるわけには行かないのです。そのため、いくら売れているからといっても出場しなかった歌手がいた、なんてこともあった。その影響はK-POPへダイレクトに響くこととなります。

これまで出場した韓国人歌手

BoAの出場をきっかけに、日本進出を果たした韓国人歌手が紅白歌合戦への出場を次々決めるようになる。自分たちを知ってもらう機会としては最高だが、必ずしもそれがブレイクに繋がるわけではない。ただ仕事をするという意味では、出ないよりかは出たほうが良いのは確かだ。

さて、そんな紅白歌合戦にいつからどんな歌手が出場をしていたのかをまとめてみよう。

  初出場年 出場回数
BoA 2002年 6回
東方神起 2008年 3回
KARA 2011年 1回
少女時代 2011年 1回

最多出場はやはりBoAで、2002年を皮切りに6年連続出場を果たしている。確かにその頃が一番彼女がブレイクしていた時期で、出す曲全てがヒットチャート上位を勝ち得ていた時期でもある。対して東方神起も3回ほど出場しているが、2010年に関しては出場を逃しているものの、翌年の2011年からは再度出場を果たしている。

2011年開催の第62回紅白歌合戦はある意味K-POPにとっては栄転とも言える年の終わりだった。この時は東方神起・KARA・さらに少女時代と三組の韓国人グループが出場しており、そこに何かしらの力が働いていたのではないか、などと考えた人もいると思います。ただ確かに人気だったのは間違いない、問題もあった年ですが、歌手そのものに特別由々しきスキャンダルがあったわけではなかったので出場は出来たが、翌年からはそうも行かなかった。

自粛する傾向に

2011年の高岡蒼甫さんが事実上の発端となって韓国文化に対する嫌悪感、さらに韓国そのものの日本に対する過剰なまでの攻撃なども相まって、K-POPは窮地に追い込まれます。この時からもし韓国人を出演させるものなら苦情が殺到して目も当てられない状況となって、テレビ局としてのコンプライアンスが疑われる時代になっていく。その影響は紅白歌合戦人にまで影響を及ぼし、2012年から2015年まで韓国人の出演は全て叶わなかった。

売れていなかった、というわけではない。むしろ2014年からは韓国そのものが文化的な活動を自粛せざるを得ない雰囲気に見舞われたからだ。誰も予想だにしていなかった、セウォル号転覆事件によってお祭り騒ぎをしている場合ではなかったこともあり、韓国全体が暗雲立ち込める社会情勢になったことも一因です。

ここまで堕ちる

NHK紅白歌合戦というより、NHKはスキャンダルといったダークなイメージがついてまわる有名人の起用は基本的に避ける方針だ。それは日本人であれ、韓国人も例外ではありません。実際、現在ある意味で話題をかましている逮捕された某野球選手の特番を作ろうという話も水面下であったといううわさ話まで流れていたが、結局疑惑を払拭できなかったので活発化すること無く立ち消えたようだ。スキャンダル、とはいうがそんなレベルではない問題をはらむようになったのは韓国人グループも例外ではありません。

泥沼闘争の果て、グループそのものが解散する、あるいは分裂したところもあった。